1: オムコシ ★ 2014/11/12(水) 16:12:35.18 ID:???.net
 自衛隊が隊員募集のポスターに美少女などの「萌(も)えキャラ」を使うケースが相次いでいる。

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 「若者に関心を持ってもらいたい」という新しい広報戦略だが、
自衛隊の屈強で武骨なイメージとは対極にあるだけに、隊員からも驚きの声が上がっている。

 自衛隊の茨城地方協力本部は今年4月、隊員募集と隊のPRのため、陸海空の自衛官をイメージした3人娘のポスターを独自に制作した。

イラストレーターの「飯田ぽち。」さんが陸上自衛官の「小梅」、海自の「のばら」、空自の「ひばり」をデザイン。
3400枚を県内の役所や学校に貼り出したところ、口コミで人気が広がり、同本部は9月、インターネット上で「総選挙」まで実施した。

 同本部の担当者は、「『ポスターが欲しい』という電話もかかって来る。
自衛隊に対する心理的なハードルを下げることができた」と説明する。

 隊員の募集は各都道府県にある地方協力本部が担当しており、
福島、香川、山口などの各本部でも、それぞれ「萌えキャラ」によるPRを展開している。

 コラムニストの辛酸なめ子さんは、「ピュアでかわいい萌えキャラは、『守ってあげたい』という気持ちを呼び覚ます。
そこに国民を守る自衛隊のイメージがつながり、人気が出ているのでは」と分析する。

 こうした背景には、毎年、多くの隊員を確保する必要に迫られていることがある。
昨年度の採用者数は計約1万4400人に上るが、幹部によると、全国に転勤する可能性があるため、
「警察や消防などに比べて、人気が劣る」という。

 ただ、実際の仕事は過酷だ。地震や土砂災害の現場では、危険を顧みず被災者の救出にあたる。
自衛隊と萌えキャラというギャップに、現役の幹部自衛官からも、「美少女キャラでの勧誘は、あまりに軽く、違和感がある」との声も上がる。

 元陸上自衛隊北部方面総監の志方俊之・帝京大教授は、「自衛隊は募集に力を入れるばかりでなく、
一人前の隊員に育てるため、教育や訓練の方法も工夫する必要がある」と指摘している。

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/defence_policy/?id=6138226

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